Nine2O denim trousers
¥24,900(税込)
ようやくユニテでもパンツを作りました。
最初に作ったのは、ジーンズ。
Nine2O denim trousers(ナイントゥーオーデニムトラウザーズ)と名付けました。
ブランドの方針として、突き詰めた定番商品を作ることを掲げています。
毎年コレクションもしないですし、その分ひとつのアイテムに魂を込めようと思っています。
そんなパンツ第一弾のジーンズ。
コンセプトは、私が最も履いているスニーカー、「ニューバランス990に一番合うジーンズ」、です。
990(V3〜V6をメインに設計しています)のようなボリュームのあるスニーカーに合わせるパンツで、最も重要なのは裾幅であると考えています。そこからノーベルトで履けて、ワタリはゆったりしつつ脚が美しく見えるのに主張しない。そんなパンツのパターンを作りました。
ボリュームのある足元にスキニーのような裾幅の狭いパンツだと必要以上に靴が強調されてしまいます。
もっとも美しく見えると考える、シュータンにもヒール部分にも引っかからない、少しだけ靴に被るように設計し、裾幅は29inchで23cmに設定。
ウエストはタイトめでノーベルトで履けるようにしつつ、ヒップとワタリはワイドにしてテーパードさせています。
990に合わせる前提で作っていますが、結果的にオールデンやウエストン180などと合わせても非常に美しくまとまる形になりました。
サンプリングはしていないのですが、どこかフレンチカジュアルな雰囲気に。
生地は広島県福山産の生機セルビッジデニムを採用。
13.5〜14ozのヘビーなレプリカジーンズのように本格的な色落ちを目指すよりも、しっかりした生産背景と技術を持ちながらも、服として力がありつつ、かつできれば夏場でも履いていただけるような軽快さを求めて生地を探しました。
今回の生地は1800年代からリーバイスにセルビッジデニムを供給していたアモスケイグ社のデニムを、現代の技術で再現した生地です。
12.5ozのウエイトですが、カリッとした質感で肌離れが良く、表記の数値よりも軽く感じる質感。とても素晴らしい。
私自身は35℃の時期でも履けていますので(多少気合は必要ですが笑)、オールシーズン履いていただけると思います。
ステッチは生成の色を採用し、通常より運針を細かく、ドレッシーに履いていただけるようにしています。
このステッチも洗い込むことでインディゴの色が移っていくので、ステッチが主張しないようになっていきます。
また、ぱっと見普通に見えながらもこだわりがあるのがフロントポケット。
ジーンズのフロントポケットって、携帯や財布を入れるとその形に色落ちしてしまうし、骨盤周りがタイトなものも多いしそもそもポケットが浅くて手も入れられず、使い道に困っていました。かといってスラントポケットにするとスラックスになっちゃうし、あくまで5ポケットのジーンズとして作りたい。
その良いところ取りをするために、今回フロントポケットは少しだけ下の位置まで下げてパターンを作っています。
ほんの少しの工夫なのですが、腰周りのゆったりしたパターンとポケット位置により、劇的に手が入れやすくなりました。
ぜひ試してみてほしい。
フロントはボタンフライにしています。
ジップか迷いましたが、故障のトラブルがほぼなく、ノーベルトで履けるウエストサイズで履いてほしいということもあり、お手洗いなどでもボタンをババっと外せる楽さに加えて色落ちのアタリなどの味の意味でも、ボタンフライとしています。
ブランドロゴなどは入れず、主張しない無味なドーナツボタンを採用しました。
一見普通に見えて全然普通じゃない、細部のこだわりを積み上げて作り上げた渾身のジーンズ。
ぜひあなたの一軍のパンツに加えてあげてください。
【動画での解説はコチラ】
モデル
170cm 65kg 29インチ着用。
【サイズチャート】
⚫︎29inch
ウエスト 76
ヒップ 101
ワタリ 35
股下 72
裾巾 23
⚫︎31inch
ウエスト 80
ヒップ 105
ワタリ 37
股下 74
裾巾 23
⚫︎33inch
ウエスト 84
ヒップ 109
ワタリ 39
股下 76
裾巾 24
⚫︎35inch
ウエスト 88
ヒップ 113
ワタリ 41
股下 78
裾巾 24